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オーディオ今昔物語!

 ひと昔前は、クラスの人気者と言えば“面白い!”か“勉強が出来る!”或いは“スポーツ万能”や“音楽が得意”と相場が決まっていたが、もう一つ人気が有ったのが“オーディオが得意で結線が出来る!”だった。“結線が出来る”とはオーディオシステムを組み立てる時、複雑な配線を苦も無く繋げる才能を言う。つまりは、子供であろうと大人であろうと、自分が好きな音楽をより美しく伸びやかで、いつでも再現性のある良い音で聴きたいという欲求が有り、それを叶えてくれる才能と言うのが“結線が出来る!”で、人気の秘訣であったという訳だ。

 もともとオーディオとは音響情報や音声信号自体の事で、音声や音楽などの“音の情報”をいつでも取り出せるデータの形で扱う技術だ。そして音声や音楽を保存したり、持ち運んだり、聴きたい時にすぐ再生したいという人々の「夢」を実現するのがオーディオの使命なのだ。ただ「夢の形」ははっきりしていても、それが「現実の形」となったのは、19世紀後半の欧米各地での動きからだった。

 1857年に、フランス人技術者が初めて音声を記憶する“録音機”を発明したと伝わるが、音は記録できてもそれを再生出来ないという大きな欠陥があった。その20年後の1877年に「トマス・エジソン」が、円筒形の筒に巻かれた錫箔に音の空気振動を針によって刻み、その凹凸を針で拾って再生する“蓄音機”を生み出した。以後、ベル研究所や「エミール・ベルリナー」によって、記録媒体の改良が進み、やがて私達が“レコード再生”と認識する形に進化して行った。

 1948年にはLPモノラルレコードが、そして1958年にはステレオレコードが発売され、その材料も落としたら割れてしまう天然素材からポリ塩化ビニルへと進化して、いよいよ本格的なオーディオシステムも一般家庭にまで普及し始めた。“レコードプレーヤー”や“ラジオチューナー”そして“プリメインアンプ”や一番のこだわりの対象である“スピーカー”まで“結線屋”の活躍の場は大きく広がったが、やがて“レコード”の独占状態は“カセットテープ”や“MD”、“CD(コンパクトディスク)”の登場によって、若者達を中心とした“音楽を持ち歩く生活”にも広がりを見せた。音声増幅器である“アンプ”に使われていた真空管は、トランジスタに変わり、本格的なオーディオシステムから持ち運び自由なポータブルプレーヤーへと消費者の嗜好も移り変わって行ったのだ。そしてトランジスタがICチップに取って代わられ、超小型のデジタル音楽プレーヤーが誕生して、急速に普及したスマホと共に、世の人々の音楽シーンを支える事になる。

ワイヤレスヘッドホンで音楽を聴く女性 次に、そんな動きに最も決定的な影響を与えたのが、全てのオーディオ機器を無線で繋ぐ技術“Bluetooth(ブルートゥース)“の誕生だろう。1998年に発表され、我が国でも2003年頃から急速に 普及し始めた。“Bluetooth(青い歯)”とはデンマーク王「ハーラル・ブロタン・ゴームソン」の歯の1本が青黒い褐色(かちいろ)だったので「青歯王」と呼ばれたことに由来するらしい。そしていよいよオーディオは、単に聴かせる時代から、空間全体を体感させる立体音響時代へと移り変わり、エンターテインメントやコミュニケーションの最重要ツールとなっている。

文 国影 譲
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