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一期一会のある暮らし
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“BGMのある暮らしを考える!”

  人は、目から入って来る「視覚情報」と耳から入って来る「聴覚情報」を頭の中で“融合”させて、物事の“真偽”や、“快適”か“不快”かなどを判断するのだという。その意味でも生活空間における“BGM”(バック・グラウンド・ミュージック、背景音楽)の果たす役割は、実はとても大きなものだと言えよう。諸説あるものの、人類にとって“BGM”の起源は、紀元前2000年頃のエジプトにまで遡るらしい。それは、妊婦の出産の苦痛を軽減するために考えられたものと伝わる。或る意味、これは驚異だ。何故なら現代医学でもようやく最近になって、“BGM”によって患者の苦痛が和らぐメカニズムが解明されたからだ。最近、歯科医院などでも一時盛んに使われた“笑気ガス”による痛みの軽減から、“BGM”によって患者をリラックスさせ“副交感神経”を優位にすることによって、痛みを和らげる方向に切り替えるところが多いと聞く。リラックス出来る音楽を聴くと、脳から“βエンドルフィン”や“ドーパミン”などの“快感ホルモン”が分泌され、その作用によって痛みに耐えることが出来るようになるのだ。

  また一方で、“BGM”を使った“快適空間作り”や、映像に“リアルさ”を与える試みなどが進んでいる。バブルの絶頂期に出来た長野のあるペンションは、豪華な内装や美味しい料理で一世を風靡し、予約が取れない事で有名だったが、バブル崩壊後はかなり宿泊代を値下げしたのに閑古鳥が鳴く状態だった。そこで中庭で“音楽大学”の学生さんによる“週末コンサート”を企画し、弦楽四重奏を定例化したところ、宿泊とコンサートチケットのセット予約が飛躍的に伸びたらしい。音楽の中でも、「バッハ」や「モーツァルト」などの四拍子でゆったりとしたバロックや古典音楽は、聴く者に“ゴージャス感”や“リラクゼーション効果”をもたらすことはヨーロッパの研究でも明らかになっている。長野の美しい自然と瀟洒なペンション、そこに素敵な“BGM”。正にそれは人に深いくつろぎを与える“快適空間”であり、必ずまたリピートしたくなるという訳だ。

  さて話は変わるが、地デジかBSかを問わず、「京都」に関する“ドキュメンタリー”や“ドラマ”、或は“旅番組”の“BGM”は、圧倒的にジャズが多いことに皆様お気づきだろうか。少し考えると、何しろ“千年の都”「京都」を紹介するのだから、“お琴”の音色や“雅楽”などの古典的な“BGM”の方が似合そうなものだが、実はジャズの方が「京都」の映像に“リアルさ”を感じさせることに気づく。長い間その理由が判らなかったのだが、何度も番組を見直しているうちに漸く思い至ったことがある。確かに「京都」は“千年の都”ではあるが、実際はその時々の“最先端技術”や“海外情報”、全く新しい“思想”等を取り入れて常に“脱皮”を繰り返し、姿形を変えて行くことによって、千年の長きに亘って栄えてきた“文化都市”なのだ。だからこそ、ジャズが持つ“融通無碍な自由さ”や“明るい音の広がり”が「京都」の映像に“魂”を吹き込むのだろう。いささか殺伐とした現代に生きる私達も、今一度“BGM”の効用に目を向け、是非これを積極活用して“快適な生活空間”を手に入れてみては如何だろうか。

文 国影 譲

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