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一期一会のある暮らし
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「メガネ」が変える貴方のQOL

 小学生の頃、同じクラスに憧れの女の子がいた。とても利発そうで成績も良く、はきはきとしていて皆から人気があった。そして、その彼女が「メガネ」をしていて、よく似合っていたのだ。私はと言うと、きっと一所懸命に勉強すると目が悪くなるのだなぁ、などとぼんやり考えていたような気がする。なにせ、自分はまず勉強らしい勉強などした事が無く、視力は左右とも1.5と2.0の間を行ったり来たりしていたからだ。「メガネ」はある意味で、成績優秀者へのあこがれと共にあった訳だが、最近“老眼鏡”のお世話になるようになってから、「メガネ」は人間に最も近い道具であり、自分のQOLに深く関わると感じるようになった。
 QOLとは、“quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)”の略で、人間一人々々の「生活の質」を指し、人がどれだけ快適で自分らしい生活を送り、人生に幸福感を感じているかという尺度である。ここで言う“幸福”とは、生きがいや心身の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境など、様々な観点から測られるが、近年アンチエイジングの課題として運動能力や視力に関するQOLが特に意識され始めており、具体的な方法論も考えられるようになった。単に長生きを目指すのではなく、“健康寿命”をどう伸ばすかが重要だからだ。
 確かに視力は、現代社会で快適に過ごすのには、とても重要な要素だ。ひと昔前なら少しぐらい目が悪くても、本や新聞の小さな活字が読み難くて不便だなどのレベルに留まっていたが、今では小学生のうちから授業にパソコンが導入され、日常生活でもスマホやパソコンが使えなければ通販の商品も買えず、様々な決済行為も出来無いし、また災害緊急情報や、最新のニュースも読むことが出来ない。ただスマホやパソコンの画面は小さく、正常な視力が有っても、画像や活字は眼を凝らさなければ見えないほどだ。これでは、現代人に目の悪い人が増えているという調査結果にも納得せざるを得ない。そんな時に、強い味方は「メガネ」か「コンタクトレンズ」という事になるが、前述の通り、手軽に手に入って、人間に最も近く、使い易い道具となるとやはり「メガネ」に勝るものは無いだろう。
 自分にぴったりの「メガネ」を手にするためには、確認すべきいくつかの大切なポイントがある。まずはその機能だ。遠視、近視、乱視、老眼と用途は様々だが、数多くの「メガネ」を持たなくても、最近は多重焦点レンズや累進レンズを使った“遠近両用メガネ”もあり、自分の使用シーンを考えながら、詳しく相談してみると良い。次に、フレームやレンズが、快適に使えるかどうかだ。いくら機能性に優れていても、野暮ったいとか、見た目が下品だなどという物は、長く使えない。例えば、“ラムネ瓶の底のような“などと表現される分厚いレンズは、最近では、チオウレタン系の“高屈折レンズ”によって、薄くて軽い「メガネ」に替えることが出来る。最後に残った重要なポイント、それは“美的要素”だ。つまり「メガネ」は、自分を個性的に表現出来る“ファッションアイテム”なのだ。幼い頃、羽田空港で見た、国際線の機長達がしていた「レイバン」の“ティアドロップ”型のサングラスに胸躍らせた思い出が、今でも鮮明に蘇るのである。

文 国影 譲

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