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フレンチの“巨匠”に捧ぐ!

  今月の“表題”は、決して“早口言葉”の練習などではない。一過性の“成功”を継続的な“成功”にするための「魔法の言葉」なのだ。個人でも企業でも一旦“成功体験”を味わうと、その成功に至るプロセスがなぜか“金科玉条(きんかぎょくじょう、絶対的な拠り所の意味)”となって、その後の“我と我が身”を縛ってしまう事が多い。その意味では人間の本質はもともと“保守的”であると言って良いだろう。しかし、いくら自分は常に変わらない“成功者”であり続けようと思っても自らを取り巻く“経済環境の変化”や“技術進歩”、“文化の変遷”などによって、気が付けば“敗北者”になってしまうというケースも多々ある。

  “知の巨人”と讃えられ、史上最高の“経済学者”、“社会学者”とも称される「ピーター・F・ドラッカー」は、その著作の中で「変化は、コントロール出来ない。出来る事は、その先頭に立つことである。」と述べている。つまり、他者が起こした変化に便乗しても継続的な成功には結びつかず、自らが変化を起こす者だけが“成功者”であり続けられるという意味であろう。また、彼の名言集には「これまでの実績など捨てなさい!自分の強みを過信した者は、生き残ることなど出来ない。」とも書かれている。過去の栄光にすがることなく、常に新たな発想を持ち、果敢にチャレンジをしていく者にだけ多くのチャンスが訪れるのだ。

  話は変わるが、創業100年を超える企業が、世界で最も多いのはどこの国か、ご存じだろうか。何と世界中の“そんな企業”の45%以上(実に26,000社以上)が、日本にあると言われている。例えば、今も続く“世界最古の企業(木造建築会社)”としてギネスブックにも載るほど有名な「金剛組」は、飛鳥時代の西暦578年に設立され、実に創業以来1440年が経過している。他にも創業以来1300年以上続いている北陸の旅館や、1100年以上の歴史を持つ宗教用具製造会社など、創業1000年を超える企業ですら、日本には8社も存在する。世界から見るとそれは或る意味、奇跡であるらしい。どのような事業や商品(サービスを含む)にも必ず競争や淘汰、自然災害や戦乱、原料不足や人手不足等の影響がある訳で、そんな厳しさの中、100年以上の長期間にわたって成功を“継続”していくことは極めて稀なはずだ。ではなぜ、日本にはそんなに数多くの長寿企業が存在しているのだろうか。どうやらそこには、共通点が存在するようだ。よく長寿企業は伝統を重んじるあまり変化を良しとしないと思われがちだが、実は時代に合わせて変化し続けなければ生き残れないことを、最もよく知っているという。そしてその変化とは、自社に伝わる“独自技術”や“独自ノウハウ”、“独自商品”等を、その時々の消費者の“生活様式”や“欲求”などに合わせて、常に“革新”していくことだ。正に「伝統とは革新の連続である。」という言葉どおりと言えよう。

  私達“人間”もいよいよ100年の寿命を享受する時代に入った。どのように生きれば、“幸せな状態”を継続して行けるかは、極めて重要なテーマだろう。そんな時、日本の“長寿企業”は私達に、とても大切なメッセージを伝えてくれているように思う。変わらぬ“幸せ”の為には、日々変わらねばならないのだ。

文 国影 譲

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